2007年 07月 05日
popyuさんという北海道の若い友人から先ほどメールが来ました。 なんと、今日の精中忌の画像が、裏千家ホームページにアップされているというお知らせです。 ええっ! なんと迅速な対応でしょうか! http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/soke/koyomi/seichukih19/seichukih19.html 咄々斎では、手向けの七事式(唱和之式、仙遊之式、三友之式)が行われ、参列者は順次拝見。対流軒には七夕にちなんだ乞巧奠が飾られ、法要に取り合わせられた道具が展観されました。 http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/soke/koyomi/seichukih19/seichukih19-09.html 手向けの七事式(唱和之式) 唱和之式(しょうわのしき)は、裏千家14代無限斎(淡々斎)の制定された式です。精中忌は、精中・円能・無限忌というお三方の遠忌になるものなのです。私どもは一番先にこの唱和之式に出させていただきました。 花寄せのあと香をまわし濃茶、薄茶と点茶。その後にそれぞれ自分の入れた花を歌題にして和歌を詠み短冊にしたため、一人づつ朗詠いたしました。 お分かりになりますでしょうか? 正客、中宮寺門跡・日野西光尊さん。 次客、大年増というもはばかれる誰かさん。 亭主役、大阪のかっぷくのいい男性茶人。 他のおふたりは柱のかげに…。おきれいな方ほどひっそりと。 ◇ 正客の詠草。 歌題 桔梗(ききょう) ありがたき精中忌の会(え)に 集ひより ききょう供(そな)ふる今日ぞうれしき 光尊 次客 歌題 撫子(なでしこ) 巴里に住む君のつくりし 茶の庵(いほ)に くれなひにほふ なでしこのはな 宗津 他の方々のお歌はここにしたためることが叶いません。みなさまお上手に詠まれておりました。 ◇ 私どもが担当いたしました副席のもようは別に撮影しておりますので、写真を後ほどアップいたしましょう。
by tsubakiwabisuke
| 2007-07-05 22:46
| 茶の道
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