2005年 08月 12日
仙台の東北大学をたずねてみたいと、いう思いは漱石ファンなら誰しも心あたりがあるのではないでしょううか。 漱石の直筆原稿や蔵書など、『漱石文庫』は宝庫なのです。仙台も空襲で多くが消失したそうですけれども、この文庫はよくも生き残ったと思います。 空路での仙台行きは、2度にわたって変更を余儀なくされました。なにしろ台風が直撃するコースだったからです。 7月が8月になり、それもご親切な仙台の友人のアドバイスで、七夕まつりのころに、ということになりました。 図書館のほうは、先ほどサイトのほうへ記事をUPいたしました。ここでは、七夕のことだけ触れてみましょう。 じつは、最終日の8日に市中は大雨となったのです。目抜きの商店街アーケードなら歩きながら見ることも出来たのですが、体力も根気もない私はすぐ諦めました。 翌日、仙台市博物館へ。それから土井晩翠旧居のまうしろに位置する、「あべかま」本店。そこでも七夕飾りにはからずも逢うことができました。 仙台の七夕まつりは戦後に復興したものとか。京都の笹に短冊の、あの飾りとはだんぶん印象が異なります。ただ、子どものきものを形どった紙細工が添えられていたのは、とても可愛らしかったですね。 昔は布で手作りをしたものだと、そう「あべかま」の奥様は仰っておりました。 画像は上から博物館エントランスホール。笹かまぼこの「あべかま」本店の庭。食事どころも料理に七夕かざり。 最後は、もりの都・仙台にふさわしい、東北大学付属図書館の前庭です。
by tsubakiwabisuke
| 2005-08-12 23:11
| 夏目漱石
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