2006年 11月 25日
サンフランシスコ在住 ヒトコさんの一粒種の晴れ姿。 アメリカ西海岸に住むヒトコさんは、私の弟子でもある女性です。 彼女は佐世保で娘時代過ごしていました。お友だちが米軍に所属する方だったようでその縁で現在の夫君に見初められたのです。 そのアメリカ人男性はなぜか小さい頃から日本女性に憧れをもっていて、結婚するならヤマトナデシコと決めていたんだそうです。 旧き日本の誇りといっていいでしょうか。ほんとうに先人のおかげだと思います。 彼女はまるまるした健康優良児的なタイプですが、見ようによってはセクシーといえるでしょう。 なにより性格が面倒見のいい細やかな心配りをする女性なのです。 いっぽう彼のほうは長身でハンサム。米軍将校としてアメリカ大統領から感謝状と勲章をもらっています。日米のこの仲のいいカップルには一粒種の女の子がいます。 ことしは七五三だったといって、アメリカで祝った晴れ着の写真が送られて来ました。 「うちの子も今年は七五三でした。やっと小学校に入りました。」 ほう、あちらでも日本のようにこうした行事があるのですね。ちょっとびっくりしました。 この娘さんはじつは養子縁組なんです。アメリカ人はオープンですから日本のように隠したりはしません。自分のサイトでも堂々と公表しているのです。 ご主人といっしょに中国の孤児院に行って小さかった女の子と対面し、養子にすることが出来ました。長年子どもに恵まれなかった夫婦の選択でした。 ここまで来るには、アメリカ政府の厳しい審査があってそれをクリアするのが大変だったそうです。しかし、もう5年が経過したのですね。ヒトコさんは立派なお母さんになっていますね。 メールのつづきがまた楽しいのです。。 「来年のお正月支部の点初式で、うちの子をお運びデビューさせようと今特訓中です。無事に行ってくれれば良いのですが。どうなりますやら。 今またお父さんと魚釣りに行っています。最近パパがお舟を買ったので、毎週末、フィッシングです。お陰でうちの子は真っ黒、七五三の写真撮影でも黒壁に白塗りして苦労しました。」 ◇ この子は将来日本人になるのでしょうかね? チャイナ生まれでアメリカ育ち、インターナショナルな新日本人の誕生でしょうか。 国内では教育現場の混乱、親子の虐待、政治家の汚職、など心寒いニュースばかりですが、ヒトコさんの便りにうれしいひとときを過ごした私でした。 おかげさまでノロウィルスの胃腸病は、なんとか治癒したようです。まだまだ用心しなければなりませんが。 皆さま、ご心配をおかけいたしました。あたたかいお見舞いのコメントに感謝いたします。
by tsubakiwabisuke
| 2006-11-25 16:34
| 京都
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