blog 漱石サロン ランデエヴウ

rendezvou.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:ニュース( 51 )


2006年 10月 13日

体育の日が過ぎ スケート連盟の罪を思う

体育の日がこの9日でした。町を歩くと国旗を掲げている家がありました。

あれからもう4日も過ぎ、プロ野球では日本ハムと中日が日本シリーズで雌雄を決することになりました。

毎日めまぐるしく変わるニュースに、ともすれば旧くなった事件が世の中から消えることを思い、怖いような気持ちになるのです。人の噂も七十五にちとはよく言ったものです。

スポーツは人びとの憩いであり、憂さを晴らす癒しでもあるのですね。でも、プロとアマの世界では構造が違うこと、また国際競技となれば、国家の威信をかけてという難しい問題が派生します。

日本シリーズ。こちらはもともと出発がプロ球団です。オーナーはもとより、スター選手たちもその所得金額は億単位、悪くても千万単位です。観客はといえば大抵は庶民でしょう。寒い懐から料金を払いつかの間のスポーツのドラマと美技に熱狂します。

アメリカの影響でこの国はもう戻ることができないような格差社会になってしまいました。
しかし、アマチュアの世界では、まだ通常の生活者の感覚というものが生きているのではないでしょうか。

ことしのオリンピック、私は日本が勝ち取ったたった一つの金メダルの光と影について、忘れてはならない事柄を書きたいと思います。

e0006293_20591867.jpg


                 人の牛蒡(ごぼう)で法事をする

人の牛蒡(ごぼう)で法事をする…。えっ、スポーツとどんな関係があるの?ですか。ありますとも。

 今では「法事」も葬儀屋やホテルなどが商業ベースでやっていますが、日本では昔からそれぞれの家で、先祖や亡くなった家族を偲ぶ仏式の法事をするのが普通でした。営利とは無縁の営みが「法事」ということで話をすすめます。

人さまを招くに当たって、自分ちのものではない、他人の「牛蒡(ごぼう)」で法事をする者があったというのです。昔のわが国では法事の接待は精進料理ですから牛蒡でそれを表しているのですね。目当ては法事には親戚が持ってくる香典だったという訳です。

 よく似ていますね。日本・スけート連盟。ことしの冬季オリンピックで日本が獲得した金メダルはただの1個。貴重な世界一の栄誉を獲得したのはフィギアスケートの荒川選手でした。

 ところが結果が出るまでは、荒川選手を正当に評価していたのは日本ではなくアメリカだったのです。国内では出場の選考から不充分な練習場の問題まで連盟は選手のためではなく、組織を管理するトップが自分たちの欲を達成する為に動いたといっても過言ではありません。「甘い汁吸いたかった」と白状したという元会長。


*****


- スケート連盟元会長、裏金工作を自在に変更
朝日新聞 11日06時05分
http://news.fresheye.com/topic/6013363/10000/
日本スケート連盟の元幹部らによる背任事件で、元会長久永勝一郎容疑者(75)が、連盟内の会計処理システムが厳しくなるのに伴い、裏金の捻出(ねんしゅつ)方法も変更して不正の発覚を免れていたことが、警視庁や…

スケート連盟の元会長が領収書を個人管理-自分の会社使い不正も

就任直後から「裏金」分配 スケート連盟の背任事件
山陰中央新報 5日

日本スケート連盟の背任事件で、元会長久永勝一郎容疑者(75)が1998年の会長就任直後から、不正な会計処理で捻出(ねんしゅつ)した「裏金」を理事らに分配、退任した2004年まで方法を変えながら続けていたことが5…


- スケート連盟の元会長が領収書を個人管理-自分の会社使い不正も
サンケイスポーツ 7日
>捜査二課の調べで、2000年から04年にかけても、取引業者を利用した約4000万円の「裏金」捻出(ねんしゅつ)が分かっており、


- 「規定なし」で私物化拍車=不正温床の国際事業委-スケート連盟背任・久永元会長(時事通信) (7日6時3分)

- 「うるさい黙れ」と威圧=ずさん経理指摘の理事に-スケート連盟背任・久永元会長(時事通信) (6日16時0分)

- <スケート連盟背任>「甘い汁吸いたかった」 動機を供述(毎日新聞) (6日15時1分)

- スケート連盟背任 城田元強化本部長聴取へ 裏金受領、不明朗会計認識か(産経新聞) (6日8時0分)

- 契約交渉、1人で仕切る=旅行社との取引で元会長-スケート連盟背任・警視庁(時事通信) (6日6時3分)

- <スケート連盟>「自由に使え」久永元会長が監事にも裏金(毎日新聞) (6日3時3分)

- スケート連盟背任 役員逮捕の会社、優先受託 水増し経費受け取り目的か(産経新聞) (5日17時27分)

- スケート連盟背任 監事にも裏金 久永容疑者、不正を口封じ?(産経新聞) (5日8時0分)

- 「自由になる金欲しかった」=久永元会長が供述-スケート連盟事件・警視庁(時事通信) (5日6時3分)

- 会長就任時「監事」にも裏金=国際事業委移転で口止めか-スケート連盟事件(時事通信) (5日6時3分)

- <スケート連盟>元会長、NHK杯流用金で株や先物取引投資(毎日新聞) (5日3時2分)

- スケート連盟調査委、裏金公表せず…一般管理費と説明(読売新聞) (4日18時38分)

- スケート連盟 還流金を独断で分配 久永元会長、求心力維持に利用(産経新聞) (4日16時37分)

http://news.fresheye.com/topic/6013363/10000/ 日本スケート連盟不明朗会計問題のニュース一覧7日18時24分更新
ニューズウォッチ


***

社説では、北海道新聞(10月8日)がよいものでした。一部引用。

■社説 -北海道新聞

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20061008&j=0032&k=200610087419

スケート連盟*不正生んだ無責任体質(10月8日)
 日本スケート連盟の不明朗会計問題は、元会長が背任の疑いで警視庁に逮捕される刑事事件に発展した。

 スケートはトリノ五輪で荒川静香選手が、長野五輪で清水宏保選手がそれぞれ金メダルに輝くなど、冬のスポーツの花形だ。

 その競技団体のトップが、競技の普及や選手の育成・強化に用いられるべき資金を勝手放題に使っていた。選手やファンに対する明白な裏切り行為である。全容解明を求めたい。

 スケートはこれから本格的な競技シーズンに入る。今回の事件が選手の競技生活に悪影響を及ぼすことがあってはならない。連盟は一刻も早く信頼回復を図ってほしい。

 逮捕された久永勝一郎容疑者は、会長だった二○○二年三月、長野市で行われた世界フィギュアスケート選手権で、運営にかかわった業者に経費を水増し請求させ、連盟に五百八十万円の損害を与えた疑いが持たれている。

 久永容疑者は同様の手口で、○四年に会長を退任するまでの四年間で総額四千万円を連盟から不正に引き出したとみられている。金は「通信費」名目で理事ら十数人に分配したほか、一千万円を私的に流用していたという。

 これほどの乱脈がまかり通っていたとは驚くばかりだ。

 同容疑者の倫理観に原因があったのはもちろんだが、トップの暴走を止められなかった連盟の体質は問題だ。連盟の内部調査で今回の不正がつかめなかったことと併せ、責任は重い。

 連盟の財政基盤は人気種目のフィギュアに大きく依存しており、フィギュア出身の久永容疑者の力は絶大なものがあったといわれる。

 多くの競技団体と同様に、スケート連盟の役員も無給である。本来の職業の片手間では、責任の所在もあいまいになりがちで、チェック機能が有効に働いていなかった。

 
*****

               「たおやめぶり」「ますらおぶり」


 私は既に、3月6日付けのIT新聞に書いた記事でこの問題を指摘しておりました。

荒川静香選手「たおやめぶり」「ますらおぶり」

2006/03/06

海外での冬季五輪としては史上最多の238人(選手112人)を派遣した今回の日本選手団。その結果がメダル1個に終わった。(参考:Sankei Web「メダル1個に反省の弁 遅塚団長が総括会見」)

 選手の数より多く派遣された団体関係者。選手・役員団派遣の経費には税金も使われている。競技のための環境つくりには費用を削るいっぽうで、選手のよりよき育成が出来るはずもないだろうに、団体関係者には惜しみなく出すということだろうか。競技をするのは選手である。サポート体制を充分にせず、メダルの獲得をのみ指令するとすれば、不穏当な話であろう。

「身勝手な大盤振る舞い」といった批判がマスメディアであまり聞かれないのも不思議である。日本選手団の背後にある力関係をチェックし批判する者がいなかったということは、スポーツ界にしてもマスメディアにしてもまことに不甲斐ないという他はない。



*****

e0006293_2134399.jpg

惜しくも4位になったすぐり選手。 美しかった!


スポーツ評論家の二宮清純さんが最近するどいコラムを書かれているのを見ました。

黒い氷、日本スケート連盟はなぜ転んだか~二宮清純コラム

最後に二宮さんはこう述べてています。

「手許に連盟が出した一枚のリリースがある。今年3月14日付。メディアが提示した疑問について解答したつもりなのだろうが、答えになっていない。

 <国際競技会は収益事業として課税対象とされるため、これを運営する国際事業委員会の会計は連盟本部とは切り離して処理されていますが、最終的には連盟本部と一体として理事会、評議委員会による決算承認を受けるなど必要な手続きはとられています>

 そうであるなら、連盟の資産がこの7年間で3億円以上も目減りした損失責任は理事会、評議委員会にも確実にある。もう辞めているから関係ないとは言わせない。久永元会長にべったり寄り添っていた“女帝”が果たした役割についても捜査のメスが入るだろう。

 合宿費用など強化費のかなりの部分は国庫補助金、元はと言えば、我々の税金である。「どこでもやっていることでしょう」などと、のんびり構えているわけにはいかない。付記すれば親分子分、先輩後輩の関係が未だに幅を利かせる守旧的なアマチュアの体質も「独裁者」の暴走に歯止めをかけられなかった理由のひとつにあげておきたい。」



最新ニュース (2006年10月16日14時51分 読売新聞)

スケート連盟背任、城田元理事宅などを捜索


社会ニュース - 10月17日(火)8時6分

女帝に家宅捜索、城田フィギュア元強化部長にメス…スケート連盟背任事件


「 フィギュア界での城田氏の権力は絶大だったという。ある元選手は城田氏の女帝ぶりを「強化部長の座を利用し強化費を自分の気に入った選手だけにあて、言うことを聞かない選手は干された」と証言している。

久永さんと一緒に国内外で大会がある度にホテルのスイートルームに海外の関係者を招き、高級なお酒を振る舞う…俗に言う『サロン・デ・ヒサナガ』は有名な話」と2人の蜜月(みつげつ)ぶりを語るスケート関係者も。

遠征先などでは取り巻きの関係者3、4人と“城田軍団”を形成。「遠征の飛行機は選手らがエコノミーで、城田さんたちはファーストかビジネスクラス。おそろいで買い物するのが好きでトリノ五輪前の視察でも、みんなでエルメスのバッグをキャッシュで買っていた」(関係者)。」


城田さんという「女帝」は、「実家も嫁ぎ先も病院という生粋のセレブ」ということのようです。
特権意識、貰って当たり前の感覚があったとしたら残念なことです。

 
それにしても、賢明な荒川選手はこうした過去には無言を通しています。
独裁者には擦り寄らず、わが道を行く生き方をしたのは人間として立派だったと思いますね。






by tsubakiwabisuke | 2006-10-13 20:47 | ニュース
2006年 09月 23日

お彼岸の中日です

今日はお彼岸の中日です。

午前中におはぎを作りました。じつは、主人が生協で買い物をして中に入っていた「手作りおはぎセット」をですね。主人が袋の説明文を読みながら私に「伝授」してくれ、涙ぐましい協力のもとに出来上がったものなんです(笑)。

先ず、この出来栄えをごろうじろ!

e0006293_20163379.jpg


おはぎは10こできました。仏さまにお供えする分を大皿に盛り、庭に咲いている萩の花を添えてみました。

主人は、「甘みがもっと欲しいなら、あんの素に砂糖を加えて煮るといいそうだよ。」

私、「甘み控えめって書いてあるから入れなくてもいいでしょう。おはぎは萩の餅なんだから粒餡のままで。」

なんていってたけれど、主人はすりこぎを出して糯米ごはんが出来上がった時、つぶしていました。餡をつぶすのを忘れたため、ちょっと粒粒が目だってしまい、失敗だったかしら?


さて、お彼岸は自分のことだけでなく、人さまの手助けをしなければいけない日ですけれど。

重くなってごめんなさいね。みなさま。



◇◇◇◇◇





by tsubakiwabisuke | 2006-09-23 20:36 | ニュース
2006年 09月 21日

自殺へと 追いつめられる


http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html

消費者金融:生命保険での債権回収、1割は自殺

 消費者金融10社が債権回収のため借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手5社で支払いを受けた件数が昨年度1年間で延べ3万9880件あり、このうち自殺によるものは判明しているだけでも3649件に上ることが分かった。

 この保険の支払い状況が明らかになるのは初めて。全体の件数の中には死因が分からないものも多く含まれており、借り手の自殺によって消費者金融に生命保険金が支払われた件数はさらに多いとみられる。多重債務者が自殺に追い込まれている深刻な実態が浮かんだ。

 長妻昭衆院議員(民主)の質問主意書を受け、金融庁がアコム、アイフル、武富士、プロミス、三洋信販の大手5社と、契約先の保険会社の双方に聞き取り調査し、明らかになった。

 業界団体の調べによると、消費者金融利用者の1人当たりの平均借入件数は大手以外も含め3.2社。今回のデータでも複数の業者から借り入れていたケースがあり、実際の人数は明らかにされていないが、支払総件数に占める自殺件数の割合は9.1%に上る。

 厚生労働省の05年人口動態統計では、20歳以上の死亡者に占める自殺者の割合は2.8%だ。」

  「金融庁は、保険金が支払われた総数に占める実際の自殺件数の割合は10~20%に上るとみている。」【多重債務取材班】

毎日新聞 2006年9月6日 3時00分


或る実例

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011075.shtml

「死亡した女性は消費者金融四社から計約二百万円の借金を抱え、二〇〇四年八月、自宅で首をつって自殺した。

 〇五年六月、アイフルから長女に「ご依頼書」とした書面が送られ、債務の残金など総額約六十三万円を保険で回収するため、手続きに必要な死体診断書などの提出を求められたという。

 長女側は、「利息制限法の上限を超える高金利での貸金を行い、さらに同保険契約は命を担保にするなど公序良俗に違反する」と主張。」


裁判になっているのは、金銭貸借の契約書と保険加入の同意書が同一であるほか、加入先の保険会社名や内容の説明がなかったというのです。

こうした生命を金に替えてまで取り立てる貸金業者のやり方は、法の抜け穴を巧妙にかいくぐったものだという指摘があります。

まさに、事実は小説より奇なり。
怖ろしい世の中になったものです。



◇◇◇◇◇


にんげんの命を売買するのは、かつては奴隷市場でした。
しかし、現代では医学という名目で生きている身体から臓器がえぐりとられ、売買されているのです。


スクープ!?フィンランドにも法輪功 IZA 記者ブログ

「健康な政治犯の臓器を摘出し、臓器移植で金を稼いでいることを示す演技です。」

おお、怖ろしいこと!
臓器移植の闇の部分を伝えるニュースはここ。

http://b.hatena.ne.jp/t/臓器移植?sort=hot


◇◇◇◇◇


コメント欄から引用させていただきます。

mohyoさん
「母の病院で車椅子のご老人たちがすぐ寝ないように並べられてテレビの前にいらっしゃいました。何も言わずシーンとしてテレビを観ておいででした。そこに繰り返される”高利貸し”CM、違和感を感じました。

昔は夜中にCMが流されるようになりあっというまにテレビ局を席巻した感じです。武富士のダンスはすぐ注目されました。昔からどの国にもあった売春 博打 高利貸しそれでも今の日本のように大手を振ってはいなかった。大手の銀行と提携したのは腑に落ちなかった。そんな時にこんな記事を読みました。

さて冒頭の「アコム」だが、三菱東京UFJ銀行と組んでインドネシア(蘭印)に進出すると聞いた。蘭印の地元銀行を買収して現地でサラ金(消費者ローン)業務を展開するという。「アコム」はすでにタイでサラ金やっているようなのだが、タイでの借金地獄の行き着くところが「臓器売買」だという現実を日本人はほとんど知らない。

サラ金は廃退しきった日本の経済モラルの象徴である。これを東南アジアの発展途上の無垢の国々に輸出すれば、ブツこそ変われ「21世紀の阿片戦争」だと後世怨まれること必定。」


sentaさん
「サラ金が全く平気になっている世の中が怖いです。
私が子供の頃は金貸し業の人は普通の商売をする傍ら看板も揚げず店の奥で商売していたような記憶があります。 」


フランス・パリ市民 coco-yuko さん
「日本は比較的『みんながみんなお金持ちを目指している』ような印象をうけます。 もちろん悪いことではないのですが、普通の若者が何年もローンを組んで高級車を買ってみたり、女学生が必死にアルバイトをして高級ブランド品をかってみたり。
消費者金融もそういった風潮から流行りだしたのではないでしょうか。

それにしても、各消費者金融の社長さん方、すごい収入なのですね・・・
その裏には沢山の自己破産者がいると思うとなんだかゾッとします。

更にゾッとしました。
契約のときに生命保険に勝手に加入させられているなんて・・・
「返せないなら命で返せ」と言っているのと同じことですよね
こんなに命の価値が高い日本でこんな現実だなんて・・・
とてもショックです。」


すみれさん
「最低限、せめて中学生から、お金を借りるという行為はどのようなことか、教育していく方が良いのではと思っております。家庭の躾でも、学校でも。

借りるのは貰うことではありません。返さなければいけないのだと。
お気楽なことではないと知ってほしいのですが・・・。」


mana_blog さん
「CMと「消費者金融」と名称変更したこと、「サラ金」より更に悪質な「闇金」が出て来たことで、イメージ一新に成功しましたね。それがいいことかどうかはわからないし、必要に迫られて短期間利用で「消費者金融」をそこそこうまく利用している人も知らないではありません。
とはいえ、いつもCMの最後に出て来る金利%の高さに驚いてしまいますね。クレジットカードのリボ払い(分割)でさえ高いと思うのに、倍以上!
先日、新聞で読みましたが、消費者金融では、借りた人に黙って保険に入れるそうです。借りた人が自殺しても死因を報告することなく保険が支払われるので、返済が滞った人を厳しく取り立て、自殺に追い込むことも多いのでは、と推測され、問題になっているとか。
社会の裏事情、足を突っ込むと恐ろしいですが、私たち一般人のすぐ横にその穴は空いているんですよね。
自覚なく抜けられなくならないよう、子供のうちからしっかりと教育する必要があると、私も思います。」


◇◇◇◇◇


最新ニュース
Kyoto Shimbun 2006年9月22日(金)

アイフル、8億5千万円の申告漏れ 「貸倒損失」を過大計上 京都新聞

「消費者金融大手のアイフル(京都市)が、大阪国税局の税務調査を受け、「貸倒損失」を過大に計上したなどとして、2005年3月期までの1年間で約8億5000万円の申告漏れを指摘されていたことが22日、分かった。 」

「アイフルをめぐっては、強引な取り立てなどに対する苦情が相次ぎ、金融庁などが4月、違法行為が多発したとして業務停止命令を出した。(共同通信) 」



「必撮!勤め人」廣井さんの 最新の画像、「関係」を、ぜひご覧くださいませ。

http://artisan.exblog.jp/4190499/







by tsubakiwabisuke | 2006-09-21 23:53 | ニュース
2006年 09月 20日

あま~い誘惑 消費者金融

いま、日本では貧富の格差が広がっているといいます。
愛くるしい犬のコマーシャルが一時大人気だったようですが、それが高利貸の宣伝だと思う人はどのくらいあったでしょうか?

以前ならサラ金といわれていたものでした。今はその名も「消費者金融」。

女性向きに、主婦向きに、若者向きに、誰でも無担保で気軽にお金を貸してくれる…。
じつは行く先には、こわ~い借金地獄が待っているのに、それに気付かずついつい乗せられるようです。

こうして貧富の差はみるみる拡大してゆくのですね。


◇出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

消費者金融

消費者金融(しょうひしゃきんゆう)とは、貸金業の内、消費者への金銭の貸付け、又はこれを行う業者である。

出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律に基づく範囲内の金利で貸し付けるもの(最高年利29.2%、ただし閏年は最高年利29.28%。)と、これ以上の金利で貸し付けるもの(いわゆる闇金融)がある。


銀行系消費者金融

銀行系消費者金融とは、設立当初、主に銀行と大手専業会社(一部信販会社などとも)の合弁で2000年から2002年頃迄に設立された消費者金融会社であり、主にサラリーマンや公務員など継続的に安定収入のある人物を対象とし、銀行本体のカードローンでは収入などの属性で借入が難しかったり、契約成立まで時間がかかるなどして使い勝手が悪いためながら、専業会社で借りるには(専業会社から見て)高属性の人物で有る事などから、銀行ローンと専業の中間クラスの先の様な人物層を対象としたものである。


また、消費者金融と言う言葉や金融会社に抵抗を覚える人も数多くいる事から、当初から「XX銀行グループ」と強調したり、「個人向けローン会社」などの表現を全面的に出すものが多い。

(しかしながら銀行でも無く、貸金業登録を行い、消費者金融専業会社等のバックアップの上で金銭を貸し付けている訳であるから、正直に表題の様な表現が適切ではないかと思われる。)

課題点としては、貸付枠が無担保で最大300万円と大手専業会社よりも高額で有る事から、利用額や期間によっては利息だけでも相当な金額になりかねない事などである。利息制限法の基準の範囲内とはいえ18%の利率が一般的であり、厳格な債権回収を行う点は消費者金融専業会社と何ら変わりない。


金利について

本記事の冒頭で述べた金利(29.2%及び29.28%)について説明する。これは、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の上限金利であり、これを超えた貸付けを行うと刑事罰の対象となる、というものである(詳細は「闇金融」の項目を参照のこと)。 例えば、100万円を29.2%の利息で借入した場合、一年間で約29万円の利息が生じる。返済しきれなくなった利用者の自殺も急増しており、返済を続けても、完済が困難である状態は「サラ金地獄」とも呼ばれる。



大手6社

大手消費者金融専業会社のうち、武富士・アコム・プロミス・アイフル・ほのぼのレイク・三洋信販 を指す。

当初、レイクを除く各社が1997年2月に 消費者金融5社連絡会 を結成。同年5月にレイクも加入し消費者金融連絡会と改称。連絡会のテレビコマーシャルに登場するタパルス(TAPALS)博士は加盟会社の頭文字を並べた(Takefuji・Acom・Promise・Aiful・Lake・Sanyo)ところから名付けられたものである。

「ほのぼのレイク」は後に、米・GEキャピタル傘下のGEコンシューマー・ファイナンスとなり、2003年4月に連絡会を脱退している。


◇◇◇◇◇


さて、びっくりするような情報がありました。以下に引用。

「日本のビリオネア(億万長者)は、在日ばかりです。

武富士のオーナーお1人で我等平均的日本人の100万人分の資産があります。


T氏 資産総額 9660億円 肩書き「武富士会長」

K氏 資産総額 6720億円 肩書き「アコム社長」

F氏 資産総額 6240億円 肩書き「アイフル社長」

K氏 資産総額 3960億円 肩書き「プロミス会長」


           (小学館『世界のタブーが解る本』P83より)」

http://money.log.thebbs.jp/1133359223.html


マスメデアは、コリア国籍の方々について報道するとき、日本人に虐待された気の毒な貧しい人々と印象操作をするのが定型のように行われていると、指摘した人がありました。

いえいえ、どうもそればかりではないよと、こうした記事を書く新聞記者が少ないのも不思議ですね。過去のことだけでなく、即今、現在の生活を見ることが大切ではないでしょうか。

日本人が隣国の国籍をもつ財閥に搾取されているという声があるのもあながち虚偽とはいえないのではありませんか?
勝ち組負け組などの価値観が大手をふっている世の中は、自殺する人々の無念の思いを考えることもなく、表面上の繁栄をもって景気が改善したと受け取るのです。

もちろん、ご近所とはいい関係を築いていかなければなりません。
ただ偏ったレッテルを貼ったりすることは、左右両陣営とも慎しんで、あるがままにものを見てほしいと私は思います。


サラ金、いまは消費者金融。
保守政党が貸し金業者から献金を受けることが最大の問題点でしょう。政治家が、消費者ではなく貸し金オーナーを保護しようとしている現実も、しっかりと見ておく必要があると思われますがいかがでしょうか?


僅かにほっとしたニュース。

後藤田政務官、特例高金利に抗議の辞意


後藤田正純金融庁政務官(37)は5日、貸金業の規制見直しの緩和処置として最長5年の特例高金利を認める金融庁案について「規制の抜け道になる」と強く反発、辞意を表明した。法案の内容をめぐり、省庁ナンバー3の政務官が辞表を提出するのは極めて異例だ。

[2006年9月6日7時6分 紙面から]


こうした政治家こそ国民の味方ですね。今後とも大いに支持してゆきたいものです。
(ちなみにこの方の夫人は、あの女優の水野真紀さんとか。)

後藤田正純さん、がんばってください!


◇水野真紀 エピソード 『ウィキペディア(Wikipedia)』

趣味はお菓子作りであるが、料理に関連した書籍(レシピ集)を執筆したこともある。
2004年度のCM露出度(テレビで放送された時間数の単純合計)で、関西地区でナンバーワンに躍り出た。これには、大阪ガスのCMが最も関与していると思われる。
自身を「良家のお嬢様」のイメージで売り出そうとパフォーマンスに努めたが必ずしもうまくいっていない。テレビ番組『徹子の部屋』で、黒柳の前で自分の母親を「お母様」「お母様」と言って視聴者の失笑を買ったりしたこともあった(正しくは、単に「母」である)。その一方、これまで一度もスキャンダルに巻き込まれたことはなく、公私共に一貫して清純なイメージを保ち続けている。
テレビのトーク番組で自分と夫を、売れ残り同士が結婚した旨の発言をして、その謙虚さに好感がもたれている。
よく水野美紀、水野早紀(AV女優)と名前を間違えられる。







by tsubakiwabisuke | 2006-09-20 12:06 | ニュース
2006年 09月 16日

男女同権と今日の風俗で記事掲載

今日のIT新聞JanJan に掲載された拙稿。

9・16 tsubakiコラム 秋風 袴のほころび Gパンの破れ

ブログと似ているようでも多少違った筆致で書いています。

e0006293_15511618.jpg

Aquiyaさんの「草木図譜」

サワフジバカマ(沢藤袴) 流通名/「フジバカマ」として流通する
学 名 Eupatorium X arakianum
    *本当のフジバカマの学名はEupatorium japonicum Thunb.
分 類 キク科エウパトリウム属
原 産 東アジア、東南アジア原産のサワヒヨドリと東アジア原産のフジバカマとの雑種起源の植物
タイプ 多年草
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。春に株分けで殖やす


◇◇◇◇◇


まあ、この記事が受け容れられたというのは、タイトルに出しましたような意味合いがあるのではないかと私は思っています。

ジェンダーという観点では、男の仕事、女の仕事、と固定した性差を認めるべきではないという主張でしょうか。実際、これまでの日本の社会では、こうした観念の元に苦しんだ女性が多かったのは事実です。

女だてらに、という非難を受けて自分の能力を発揮できなかった女性の哀しみ、社会の制度と家の制度が戦後アメリカによって改変されたことは、女性にとって何よりの幸運だったと受け止めるのが、妥当かもしれません。

私の実家の母は若い時に羽仁もと子の著作を読み、ミセス羽仁とたいへん尊敬していました。それも男女同権の思想にあこがれを抱いたからでしょう。母の本棚には羽仁もと子全集が並んでいたのを思い出します。


もう一つは、現代の風俗を書いた点でしょう。
若者の風俗は、従来の見てくれの服装を否定する意味合いがあるようですね。
身なりがピシっとして格好いいといいながら、金がかかるばっかりで、生活に即してないジャンカ、といった声が聞こえるのです。

まあ、それはそれとして一理あるとしましょう。
ただ、穴の開いたGパン、ご自分はいいでしょうが周囲のことを全く無視しているようなのが困るわけです。筋肉モリモリの足を見せたいのなら破れた穴ではなく、場所を考えて堂々と見せてもらえませんかねえ。いえいえ、別に見たいわけではありませんよ(笑)。


◇◇◇


写真の作者であるお二方からコメントが到着しました。ウェブでいいお付き合いをさせて頂いている方々です。

先ず、JanJan掲載の分は、「季節の花300」のYamamotoさん。


>わびすけ様、どうも。山本です。

秋”寒く”なってきましたね。
七草の季節。フジバカマは控えめな花ですが、
古風な花、という感じがしますね。<


次に、「「草木図譜」」のAquiyaさん。まだお若い男性です。


>椿 わびすけ先生

ご無沙汰しております。
このたびは私の拙い写真をご紹介くださって、ありがとうございました。

フジバカマやサワフジバカマの開花の様子は、確かに「ほころび」という言葉がよく合うようです。
独特の香り・色・姿を持ったフジバカマのほころびと袴のほころび。
在原棟梁の歌は、そのふたつを重ね合わせることでさまざまなイメージを呼び起こしてくれるようです。

我が家のサワフジバカマは、少しだけ花の色が見えてきたばかりです。
撮りたい秋の花がたくさんあるので、これから撮影に追われそうです。
一度撮影した花でも、一年経つとまた撮りたくなるのが不思議ですね。<



ここにコメントを書き込んでくださるみなさま、いつもありがとうございます。






by tsubakiwabisuke | 2006-09-16 16:01 | ニュース
2006年 09月 07日

かぐわしい相聞歌 紀子さまに親王誕生!

今日のビッグニュースは、秋篠宮家に男児誕生。
親王さまというのが正式なのでしょうが、やはり「赤ちゃん」がいいですねえ。

ご夫妻がいみじくもお揃いで詠まれた、あの「こふのとり」のお歌を思い起こしました。


平成18年歌会始お題「笑み」


秋篠宮家文仁親王殿下お歌

 人々が笑みを湛へて見送りしこふのとり 今空に羽ばたく


秋篠宮家文仁親王妃紀子殿下お歌

 飛びたちて大空にまふこふのとり 仰ぎてをれば笑み栄えくる



なんという不思議でしょうか。まさに、今日のこの日本中に満ちた満ちた慶祝の「笑み」。

「こふのとり」が、赤ちゃんを運んでくれるというユートピアの実現!

紀子さまのしとやかな容姿をテレビで拝見しつつ、私は先のお歌を相聞歌のように声に出してうた
ってみました。



この間、冷泉家の七夕祭りの催しで、和歌の道を、まのあたりにして感動した私でした。

ふたりの男女が天の川に見立てた白布を隔てて互いに向き合い、歌を詠みます。

5組くらいのカップルの方々が平安朝の装束で出演されておりました。


主催  財団法人冷泉家時雨亭文庫、

冷泉家第25代目の当主である冷泉為人さまと、時雨亭文庫理事長である貴美子夫人。

そのお二方のお歌をここに、しるします。


七夕舟(しっせきのふね)

七夕舟(兼題)

待ち待ちて一年経ちぬこの夕へ
         月の御舟よいさ急きゆけ  
 冷泉 為人


明けゆけば別れ悲しき帰り舟
         涙の淵を急く櫂の音 
     冷泉 貴美子





明日は、裏千家宗家の「無限忌」。

早朝から、副席のお手伝いにまいります。
大徳寺の写真をすこし撮ることができればと思いますが…。



  


by tsubakiwabisuke | 2006-09-07 00:54 | ニュース
2006年 08月 26日

大ベストセラー えんぴつで奥の細道

『えんぴつで 奥の細道』という本が売れに売れています。

e0006293_155327.jpg
大迫閑歩/書 伊藤洋/監修 、ポプラ社 、2006年1月発行 1 ,470円(税込)

キャッチフレーズ

ひと文字、ひと文字、少しずつ。
芭蕉のことばを書き写してみませんか。
出会いと別れ、名句の数々。
なぞればあなたの旅が始まります。

江戸から大垣までを全五〇章に再構成(『奥の細道』全文収録)。
全文書き下ろし、ひと文字アドバイス付。


元禄二年(一六八九)の早春に出立、
日光、平泉を巡って日本海に出、
金沢を経て大垣にいたるまでの
一六〇日の大行脚。

芭蕉がもっとも強く心血を注いだ散文
『奥の細道』を深く味わう、
まったく新しいテキストブック。


はい。次の写真は、監修者の伊藤洋先生の署名なんです。ありがたいメル友のお一人と申し上げては失礼でしょうか。たったいま本の扉に書かれているサインを撮影したばかりです。

e0006293_16262331.jpg


みなさま、お読みになれました?

じつは私はこの中の一字がどうもわからなくて、伊藤洋さんに問い合わせました。

「わかりにくい字ですが、探れ、と読んでいいのでしょうか?」

すると今日、メールが来ました。なんていい気のいい方でしょう。

「不明個所は「探れ」です.芭蕉から頂いたものですので種明かしを致しますと・・・

http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/tanbai.htm

というわけです.

早筆のまま

 伊藤 洋(Hiroshi ITOH)」


そのご本尊の芭蕉の俳句は、伊藤さんの解説で教えて頂くことができます。

打ち寄りて花入探れ梅椿

 句や和歌を詠むために、山野に出て早春の梅や椿やわびすけの香を探す風流を探梅という。ここは室内ゆえ、花入れに梅や椿が生けてある。皆が探梅をして、花入れに鼻を差し入れてこれを探すというのは如何なものであろうか?というのだが、もとよりふざけた話。


*~*~*~*~


ああ、そういうことでございましたか。
ぶしつけにお尋ねいたましたが、私としては種あかしをしていただきましたこと。思いがけず心があたたかくなってうれしかったです。

この本はなんといっても企画された出版社の女性役員さんでしたか、その方の発想が秀逸だったというべきでしょう。
そして書道家の人選も、監修者の人選も最高だったのではないでしょうか。

定価が安く抑えられているのも、芭蕉が著作権というものの縛りがないこと。死後50年を過ぎ著作権は消滅していますから、まあ、いろんな意味で好条件が重なったのでしょうね。

これから私もえんぴつで、この本を頼りにひととき旅に出ようと思います。
芭蕉の句の名解説は、工学博士で芭蕉研究家でもあり、インターネットを駆使される好漢!
とまあ、一応こんなことを書いてお祝いとさせていただきましょう。

こんなすてきな楽しみがあるこの国…、またこころがときめくのです。






by tsubakiwabisuke | 2006-08-26 16:59 | ニュース
2006年 08月 18日

旧同盟国・ドイツで勉学中の若い友人から

ドイツで勉学中の若い友人、写真でおわかりのように魅力的な日本女性なんです。

e0006293_12394886.jpg



或る会員制の掲示板に、私はささやかなトピックを建てています。

七事式  書き込みも少ない閑散とした場所ですが、きのうその友人の書き込みがあったのを見つけました。

11: フジヤ

「8月15日http://rendezvou.exblog.jp/こちらについては私自身多くの人種・宗教・文化に囲まれる中、日本人としての自分を改めて考えさせて頂きました。 」


じつはですね。
彼女は、裏千家というコミュの管理人をしていて、その個人的なキャラクターでたいへん人気がある女性なんです。非常にしっかりとした個性の持ち主で、芸術的な感性は抜群。人生の苦労も経験している子持ちのお母さんでもあるのです。

この続きは後ほど書くことにして、


遅くなりましたが、つづけます。

フジヤさんが、「日本人としての自分を改めて考えさせて頂きました。」とお書きになったことは、果たしてどういう内容だったのでしょうね?

なんとなく私が推測しますのに、若い世代の方々は第二次大戦争を西欧人の目で見ている傾向がありはしないかと。マスメデアの論調がそうなっていますし、日本人の立場でいえばとかくナショナリズムに傾いているといったように受け取り方をされる。

悪いほうでは、右翼だと烙印を押されかねないわけです。
私もこの15日の記事は、自分のブログにだけ書きました。


もし、公共のマスメデアのどこかにでも、投稿するとなると、おそらく採用されないでしょう。なぜなら、現今の日本ではなにごとも戦争をしかけた日本の責任だ、美化することは許されないという見解を殆ど、大手の新聞社がとっているからです。


公式見解っていうんでしょうか。記者クラブの組織も権威あるものとして決められた路線があるみたいですね。
自分で考えて書く新人記者がいても、すぐさま没にされ、デスクから叱責を受ける。育てる為かもしれませんが、そんな風に聞いたことがありました。

そうかといってあまりにも保守的なところは、こちらが敬遠しますし、むつかしいものです。
でも、海外にいらしてこうした私のつぶやきの声に耳を傾けてくださったこと、無駄にならなかったとしみじみ思いました。


岡倉天心の『茶の本』のなかにも、日本への熱い思いが書かれています。
『東洋の理想』はもっと過激です。
それゆえ天心は戦後、保守反動として糾弾されtたのでした。


西欧の植民地と化していたアジアを直視した天心。
東洋の虐げられた人々を救おうとしたのが、天心の思想ではなかったでしょうか?
そうした高い理想が、結果として軍部によっておぞましく悪用されたのでした。


しかし、その理想が当時の若者たちの心の琴線に触れたことは全く無かったと、断言できましょうか?
特攻隊に志願して逝った若い方々の心には…、

もうこれ以上私は、書くことはできません。


合掌






by tsubakiwabisuke | 2006-08-18 12:57 | ニュース
2006年 08月 15日

8月15日 終戦記念日と独立記念日

終戦記念日、敗戦記念日の今日は、テレビで放映される戦没者慰霊の式典に、ただ、合掌する私でした。

敗戦とは、具体的にはこうしたことになります。

1945(昭和20)年8月14日、政府はポツダム宣言を受諾し、翌15日の正午、昭和天皇による玉音放送によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられた。これにより第二次世界大戦が終結した。

内務省の発表によれば、戦死者は約212万人、空襲による死者は約24万人だった。

1982年4月の閣議決定により「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」となった。

Wikipedia - 終戦記念日
満洲事変記念日 9月18日
対米英開戦(太平洋戦争開戦)記念日 12月8日


しかし、日本の敗戦日は、同時に他国の独立記念日でもあったのですね。

朝鮮日報は次のように述べています。

「8月15日は1945年に日帝から解放された日であると同時に、1948年に大韓民国が成立した日だ。」


独立記念日が8月15日となった国は一つだけではありません。

光復節 (韓国)
韓国の4つの国慶日(国家の慶事を記念する日)の一つ。
1945(昭和20)年、日本の敗戦により、朝鮮が日本の統治から解放された。

解放記念日 (北朝鮮)


独立記念日 (インド)
1947(昭和22)年、前日のパキスタンに続いてインドがイギリスから独立した。


以上
私は主人からある思い出話を聞いておりました。主人が京都大学から同大学院ドクターコースを経てインド政府のスカラシップでインドへ留学していた頃のことです。

8月15日を迎えたその日、或るインド人から日本への感謝のまなざしにも似た好意を受けたことがあったそうです。

日本は戦いに敗れはしたが、独立できたアジアの国々があったという事実。厳粛な気持ちでそれをはじめて知らされたと、貧乏な一書生は内心感動したそうです。

悲惨な戦争を起こしたことは大罪です。この大戦を美化することは許されないのですが、事実の一面は、知らなければならないと私は思うのです。


きのうの日記に読者から興味深い書き込みがありました。
ぞうべさんは、近畿の或る市役所の管理職をしていらっしゃる男性です。


ぞうべさんの書き込み

「スライドショー建仁寺開山堂からを拝見、この猛暑のさなかに居ながらにして東陽坊をはじめ、祇園の花街まで見せていただき有難いことです。

その中に対馬行列輿というのがありました。私は解説を読んで雨森芳州のことを思いました。
近江雨森村の医者の家に生まれ、12歳で京都で医学を学び、18歳頃江戸の朱子学者木下順庵の門下となります。同門に新井白石がいたそうです。

その後、対馬藩宗家の対朝鮮方佐役となり、徳川将軍職の就任を祝う朝鮮通信使の往来に手腕を発揮しました。

朝鮮語や中国語に堪能で語学入門書「交隣須知」は明治まで使われたそうです。もし芳洲がいきていれば今の日韓関係や竹島(独島)問題をどう思うでしょうか。」


そこで、対馬について調べてみました。
朝鮮から侵略を受けて、対馬の住民がずいぶんひどい目に逢っているのですね。


応永の外寇
出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2006/08/04 06:43)


応永の外寇(おうえいのがいこう、朝鮮では己亥東征と称す)とは、日本史の時代区分では室町時代の1419年(応永26年)におきた、李氏朝鮮軍による対馬国襲撃をさす。対馬の糠岳(ぬかだけ)で戦闘が行われた事から糠岳戦争とも。


元寇(げんこう)とは、日本の鎌倉時代に、当時中国大陸を支配していた元によって二度にわたり行われた日本侵攻(遠征)の、日本側の呼称である。一度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、二度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。


高麗の関与

『高麗史』によると1272年に、高麗の王世子の椹(後の忠烈王)が、元国のクビライ皇帝に「惟んみるに、日本は未だに聖化を蒙らず。故に詔を発し、軍容を継耀せしめんとせば、戦艦兵糧まさに、須いる所あらん、もし此事を以って臣に委ねなば、王師を小助せん」[4]と具申したとある。

また「元史」によると、元寇の発端は、高麗王の忠烈王が「元の皇帝に執拗に、東征して日本を属国にするよう勧めた」との記述がある。

これに対して忠烈王の発言の所以を高麗の国内事情に求める向きもある。
高麗はモンゴルの侵攻前は武臣が王を傀儡化して政権を執っており、王はモンゴルの兵力を借りることによって王権を奪い返した。

それ以後、高麗王はほとんどモンゴルと一体化し、モンゴル名を貰い、モンゴルの娘を王妃にしていた。これに反対する勢力は反乱を起こし、モンゴルにより鎮圧されるが、一部はなお激しい抵抗を続けていた。

これが三別抄である。忠烈王の発言は王権を保つためにクビライの意を迎えようとしたとする見解がある。上述の三策の内、高麗ルートを選ばせたのもモンゴル兵力が高麗から離れてしまうことを恐れたためとも考えられる。

http://www.pref.nagasaki.jp/sima/island/tsushima/history.html


ペンの部屋 評論 NHK

「対馬・壱岐の島民に対する元・高麗軍の残虐行為は史上あまりにも有名だ。男は皆殺し。女は虜として手の平に穴を穿って紐を通し、素裸で舷側に結びつけ、好むままに船上おいて凌辱強姦を恣にしつつ博多へ侵寇したのだ。この残虐は史料にも記され、博多の元寇資料館所蔵、矢田一嘯画『対馬の暴虐』の生々しく画くところにもある。」


まあ、戦争は、殺戮をするのが目的でもありますから、どの国も大体悪いことをやるわけです。
日本軍はむごいことをしました。ただ、日本人だけがやったということでもなさそうです。

そうしたことも含めて、謝罪をしなければならないことは謝罪をし、近隣諸国と折り合いをつける必要がありましょう。

モンゴルから相撲留学がさかんになり、日本の国技としてモンゴルの力士が受け容れられていることも、平和外交の成果ではないでしょうか。日本人はおおらかな心を持っています。


建仁寺に保管され展示されていた対馬行列輿から、思いがひろがって今日の日記になりました。人間の業がすこしでもよきほうに向かっていけばいいがと、そんな風に思いを馳せるのです。







by tsubakiwabisuke | 2006-08-15 16:31 | ニュース
2006年 08月 10日

スイートホーム といえば 

e0006293_0154637.jpg

お料理も上手だったおばさま、 本文とは関係のない画像。


遠い親戚になるおばさまが85歳になってホームに入っておられると聞いた。

幼かったとき、可愛がってもらったことを思い出し、3時間汽車に乗って訪ねてきた。

公務員だったご主人は早く他界。遺族年金で楽隠居といった身分で趣味の生活を楽しまれているとばかり思っていたので、ホームに入居と知って私はお見舞いに行きたくなったのだ。

その昔、洋裁が上手で私の洋服を何枚もミシンで縫ってくださった。

家庭菜園で野菜つくりも花を育てることも手馴れたもの、新鮮なトマトや大カボチャ、花は季節ごとにみずみずしい草花を切って持って来ていただいた。

こどもごころに、やさしいおばさまとインプットされた方であった。

ホームといえば、新婚さんのスイートホームだ。けれども現代は枕詞をつけないホームが社会現象になっている。

そのホームは、郊外ではないが比較的閑静な町の、或る市中の医療法人が経営になる老人ホームなのであった。

5階建てのモダンな建物で、正面玄関を入ると靴脱ぎのところに低い椅子が4つおかれている。足腰の弱いものへの配慮だろう。最初から私は好い印象を受けた。

4階へのエレベータに乗って目的の部屋に着いた。
「まあ、まあ、…」
おばさまは突然の訪問者に、かん高い声を出して歓迎をあらわされた。

一人用のキッチン、トイレ、のある板張りの奥に、長4畳くらいの部屋がありベットがおかれている。部屋には小さいホームこたつのようなテーブルと座布団。ロッカーがあるが箪笥をおくスペースはない。

実務的な会話になってしまったが、食事つきで月に約15、万円あまり支払っている。入居時は50人待ちということだったけれど、運よく入れてよかった。

「でも今では100人待ちだって、それも中々むつかしくなったそうですよ。」

入居金はおいくら?とぶしけに尋ねたら、意外な返事がかえってきた。
「それが、1円も要らなかったんです。」

それは、珍しく良心的なホームではないか!
近畿地方でなく田舎といったほうがいいような町だから、こうした金額が可能なのだろう。

おぼは、ここに来てよかったと話した。そこへひょっこりおばの一人っ子の長男さんが入ってきた。なんでも九州の自宅から来たという話だった。何十年ぶりに逢った彼は昔のままの明るい目をしていた。

大企業に勤務していたので母親とは別居、本社命令で福岡に配属され住居を建てた。定年後は子ども達が独立し夫婦だけになったが、住んでいる福岡の地が快適なので今まで通り親とは別居生活を送っているのだという。

あれだけ、手塩にかけて大事に育てられ、大学、結婚と、充分な出費をしてもらった一人息子がこれである。私も良ちゃん、と呼んで親しくしていたので思わず言ってしまった。

「もっと親の近くには住めへんの?夫婦だけならいくらでも出来そうに思えますけどな。」

良ちゃんはにこやかに応えた。
「親子関係は距離があるほうがいい場合もありますから。」

私もひとこと、つけ加えた
「近くに住んであげるだけでもいいんじゃないですか? いざとなった時に間に合いますか。」


妻にどうやら遠慮しているらしい。気の強い女性なのだろう。趣味の生活を大切にしても、たとえ仕事を持っているとしても、高齢の親を扶養する義務をないがしろにしているのではなかろうか。

日本の男性はソフトになったという。昔のように亭主関白が通せるはずもないだろうが、妻に気兼ねばかりするソフトな男も増えているようだ。

女性も口を開けば女性の権利を主張し、「家」を否定し、何かと人の非をみつけては攻撃するハネッカエリがじわじわと増加していると、憂慮する人々もある。

公序良俗、という長年つちかったものを一挙に破壊しようとするもののおそろしさを、期せずして感じさせられたのであった。






by tsubakiwabisuke | 2006-08-10 00:22 | ニュース