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2007年 01月 14日

宗家初釜 京都は終了 まもなく東京へ

京都で行われたで初釜式のようすを、裏千家ホームページに見ることが出来ます。初日の七日は雪が降っておりました。


平成19年丁亥歳 今日庵初釜式 新年を祝い厳かに

丁亥は、音読みで (ていがい) ともいいますが、親しみやすいのは (ひのと い) ですね。
猪の年おとこと年おんなは、大挙市中にあらわれたようです。


裏千家では、おひとり年男がおわしますのは余りにも有名です。
裏千家ホームページの中でお家元ご一家のお写真がとっても和やかで印象的でした。

まず「咄々斎」(とつとつさい)の床

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年おとこに当たられる大宗匠。お家元。そしてご長男の明史さんが初登場のようです。
五分刈りというのでしょうか。昔風のすっきりした感じですね。

お家元が点てられた第一わんは、ご長男が正客の表千家・家元に取り次がれたようにお見受けいたします。

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三世代にわたるみなさまの、凛々しいお姿をここでも拝見することができます。


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京都では7日から13日まで。東京道場では16日から20日まで。
あわせて約6千人の招待客が参会とのことです。




拙サイト 関連ページ

2003年1月12日  今日庵第・十六世 千坐忘斎家元 吉祥の初釜式


2003年1月12日  今日庵第十六世・ 千坐忘斎家元吉祥の初釜式 その二


2002年1月13日  うま年・宗家初釜と女子駅伝







by tsubakiwabisuke | 2007-01-14 01:00 | 茶の道
2007年 01月 09日

中宮寺の初春 その一


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三笠宮妃殿下からの賜物のよし。興し入れの時持参されたお人形、自然な表情がいいですね。

by tsubakiwabisuke | 2007-01-09 11:55 | 茶の道
2007年 01月 01日

わが家の茶室

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台目の床です。赤松の床柱。南側の下地窓の自然光が差し込んでいます。


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かげを撮りたいと思ったのです。

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花入れを見るにはストロボも必要ですね。

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花の向きで表情がかわりますでしょ。


庭に咲いていたヤブツバキを一輪手折ってきました。葉は5枚なんです。

花入れはアメリカ在住の女性陶芸家の作品。備前の土ではないのですがよく出来ています。

東京へ里帰りされた昨年の暮に、宅急便で送られてきたものです。

この方はずっと以前から私のサイトの愛読者でいらしたお方。ありがたいご縁と思います。

Clayさん、ご覧になってますか? 今日の御地のようすはいかがでしょうか。



一保堂のお正月用の特別・青雲のお濃茶をあけまして、いっぷく自服したしました。

そうそう、大晦日のきのうは年越し蕎麦を、毎年約束事のように家族で食べました。

ドラははじめてソバを食べてる私のソバに来て、それホシイよって鳴きました。

私は左の掌にソバを2、3本入れてススメました。なんとドラは美味しそうに食べるではありませんか! なんどもおかわりをしたのですよ。

獣医の先生から、「この子にはうどんやカボチャを与えてください」と言われてましたが、これまでは全く受け付けてくれなかったのです。

あ~~、よかった。猫もいい年越しができました。ことしもがんばって元気でね。

by tsubakiwabisuke | 2007-01-01 13:54 | 茶の道
2006年 12月 25日

クリスマスの贈りものでしょうか

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クリスマスの贈りものはお手作り


この1枚しか画像が受け付けてもらえませんので、ニフテイのココログにアップいたしました。


ブログ 漱石山房ランデエヴウ



by tsubakiwabisuke | 2006-12-25 00:06 | 茶の道
2006年 12月 12日

12月Sさんののオリジナル茶菓子は ゆきだるま

お仲間のSさんから小包がきました。彼女は京都淡交会のオエラさんです。

この間の宗家稽古日に私は欠席したので、貰えなっかたのです。

いえいえ、ほんとうはそんな積りは毛頭なかったのです。いったい、なんのこと???

じつは、茶筅の空箱を開けると三つお菓子が入っていました。

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Sさんが茶会で使ったオリジナルのお菓子なんですよ。

大徳寺の塔頭(たっちゅう)にいろいろ名席があります。いくつかの月釜がかかり裏千家直門の輪番になってる日があります。出席しなかった私のために、Sさんはお菓子をわざわざ送ってくださったのでした。

12月、さてどんなお菓子が出るか秘密だったようで、亭主だけが知っていたのです。

はい。ベレーをかぶり、マフラーを巻いた雪だるま!!!誰も想像した人はいません。
オリジナルの楽しさっていいですねえ。

私もいろいろ器を替えて遊んでみました。

○1番上の絵付けの皿は若い時分の私の手作りです。

○2番目は信楽の食器です。

○3番目は先だって中宮寺様のお伴をしてMOA美術館の茶会に行った際の記念品。

○4番目は茶托に乗った雪だるま坊やです。

もちろんお茶もいただきました。ごちそうさまでした。






by tsubakiwabisuke | 2006-12-12 23:28 | 茶の道
2006年 12月 04日

三冬枯木の花、九夏寒巌の雪

「三冬枯木花」(さんとう こぼくのはな)(九夏(きゅうか)かんがんのゆき)


出典 虚堂録(きどうろく)

「虚堂録」巻一に見える「三冬枯木の花、九夏寒巌の雪」から採られた句といいます。

三冬(さんとう);孟冬(十月)、仲冬(十一月)、季冬(十二月)の総称。冬の九十日間。陰暦。

九夏(きゅうか);夏の九十日間。


「九夏」とは夏期九十日間のことで、「冬に枯れ木に花が咲き、夏には寒い巌の上に雪が積もる」という意味なのです。

常識、分別は生きてうえで大切なものですが、禅ではそれをいったん抜けて世間の思い込みや執着からできあがっている「我」から開放されなさい、と説くのですね。

そうすれば、冬の枯れ木に花が咲き、夏の巌の上に雪が積もるのを知るだろうと。




先に大宗匠は

大徳寺で禅の修行をしていた若い時分、師匠から「婆子焼庵(ばししょうあん)」の公案を与えられたことを話され、
「枯木寒厳に倚って、三冬暖気なし」という禅語を繰り返し、誦されました。


煩悩とどう向き合うかという大きい問題が提起されたわけですが、この公案について故山田無文老師が誰にもわかるようにスピーチをされた記録が残っています。ブログ 禅 -Blog ZEN-

http://blog.rinnou.net/zenken/archives/2006/08/post_24.html


電気会社の招きで講演された内容が、まことに秀逸で現代人に納得できるものになっています。ここに要所だけ、抜粋させていただきますね。


「『枯木寒巌に倚って、三冬暖気無し』というのは、いかにもよい境界でありますが、これは電気で申したら停電でございます、電流が通じておらんのです。意識が疎外されております。それならというて、その娘さんにガッと抱きついたら、こりゃ漏電でございます。

禅が枯木寒巌的停電禅であってはこまりますし、また大いに人間性を発揮した漏電禅でも困ります。しっかり被覆された、電流のような意識が、スイッチをひねると同時に、仏の光明となって輝いて、そこで適宜にその娘を済度しないことには禅にならないのであります。

そういう生き生きとした意識が、定着せずに、奔流せずに、また逆流せずに、滾々として毎日新しく流れて、創造的な生活をしていくことが、禅というものでなくてはならないと思うのであります」。





漢詩の約束ごとに起承転起承結(きしょうてんけつ)があるのはよくご存知のことでしょう。

大宗匠は起・承と主題を話されたあと、床の間の掛け軸の語をゆっくりと誦してから言われました。

三冬枯木の花。
いいですか。冬だから枯れ木なんだと思い込んでは駄目ですよ。

そうして、こう結ばれたのです。

こころに青春を!!!


来年が歳男だという亥どし生まれの鵬雲斎前家元。
来年4月19日に、満84歳におなりです。






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写真はこの2日、東上した折、高輪のホテルに近い某美術館を訪れた時のもの。

昔の教え子と20数年ぶりに再会。かれは今主任学芸員として活躍していました。






by tsubakiwabisuke | 2006-12-04 23:29 | 茶の道
2006年 12月 01日

「婆子焼庵(ばししょうあん)」 禅の教えるもの

おついたち おめでとうございます、このように社中同門の挨拶があって朝礼がはじまりました。

大宗匠、お家元とお二方が咄々斎(とつとつさい)の床を背に、どっしりと坐っておられます。

道話はお家元から。つぎに大宗匠は今日の床の軸について語られます。

「三冬枯木花(さんとうこぼくのはな)」
この一行は裏千家九代不見斎筆。大宗匠のお話を要約しますと、大体こんな感じになります。

12月、1月、2月を三冬(さんとう)という。

大徳寺で禅の修行をしていた若い時分、師匠から「婆子焼庵(ばししょうあん)」の公案を与えられた。

中国に、禅に熱心な奇特なお婆さんがいて、若い修行者に目をかけていた。しっかり修行を積みえらいお坊さんになりなさいと、庵を建て住まわせていた。

食事の時にお婆さんは給仕をしている小娘を呼んで言いふくめた。
あの坊さんに抱きついてみなさい。どういった反応をするか見てやろう。

給仕の小娘は断りきれずに、言われたとおり若いその修行僧に抱きついた。
その途端、その若い僧は娘をつきとばして叫んだ.

「枯木寒厳に倚って、三冬暖気なし」

青年僧はイエスかノーを迫られて、「枯木寒厳に倚りて、三冬暖気なし」、

自分は20年間修行して、枯木が寒厳に寄りついたようなもの、暖気などどこにもないから、おまえなどに用はないと言ったのです。

さあ、ここが問題なのですね。ここからはわびすけの感想です。

仏道を行なう者は、すくなくとも他を救済する者でなければなりません。自分が悟ったとしても、小娘を邪険につきとばして、いかにも煩悩がないようなことばを得々と言うような者が、正しい修行者でしょうか?

お婆さんの目は厳しくもその偽善性をついたのではないかと、私は思いました。
老婆心ということばがありますが、年齢的なものを言うのではありませんよね。

そうした問題を考えさせるために、婆子焼庵の公案があるわけです。私も未熟ながら若いころ禅堂で座禅した体験がございますので全くわからない訳でもないのです。

これが有名な「婆子焼庵(ばししょうあん)」の公案なのですね。

大宗匠は語り続けられます。

その話を聞いた婆さんはたいへん怒りました。
「くだらんヤツだ。そんな者を供養する必要はない。」と言って修行僧を追い出し、庵を焼いてなくしてしまった。

師匠からこの話を聞かされた時、私はなんと答えていいか迷いました。
心の中で、自分ならその小娘にだきついたかもしれんな、と思ったのです。しかし黙っていました。

師匠が、「お前なら、抱きついたんじゃないか。」といわれた時には心中見透かかされた思い…。

大宗匠の話術にはみな惹きこまれ笑い声が起きるのです。
さてこの話の続きは後日にさせていただきます。

明日から私は鎌倉へでかけますので。
三日の夜帰宅する予定です。






by tsubakiwabisuke | 2006-12-01 18:10 | 茶の道
2006年 11月 20日

宗旦忌の画像はこちらでご覧いただけます!

このエキサイトのブログではなぜかアップできないのですが、ニフテイのココログでは表示されております。どうぞご覧くださいませ。

http://tsubakiwabisuke.cocolog-nifty.com/rendezvous/


縮小画面になっていますので、ぜひ画像を一つ一つクリックしていただきますよう!

ここに貼ることが出来ればもっといい画面になったと思います。







by tsubakiwabisuke | 2006-11-20 17:34 | 茶の道
2006年 11月 19日

2006年宗旦忌に 時雨のなかに

ことしも宗家宗旦忌にご奉仕させていただきました。

雨模様の中を全国から宗旦さまにお参りくださった方々、700個のお菓子が足らないほどでした。毎年無事にこの行事をつとめさせていただけることは本当に仕合せです。

午前7時過ぎに茶道研修ビルに行き、帰宅したのは午後5時過ぎでした。写真が例の如く表示されませんので、アップできたものだけ簡単に書くことにいたしましょう。


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今回の茶会記、はずかしながらわびすけの自筆です。なんやふぞろいですな。


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床の間の花。沙羅の照り葉、椿は初嵐。花入、又玅斎自作。在判、銘 雪月花。


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夜目 遠目 傘のうち…、捨てる神あれば ひろう紙… ありまっしゃろか


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なん年か前の宗旦忌の床。ガマズミ、椿。


この続きはまた明日。反省すること多い一日でした。ごめんなさい。






by tsubakiwabisuke | 2006-11-19 22:28 | 茶の道
2006年 11月 18日

明日は裏千家宗家・宗旦忌 茶会記を今日書かなければ

裏千家宗家の宗旦忌は毎年11月19日に行われます。

今日庵席の副席としてわたくし共の稽古場席も例年お釜を懸けさせていただきます。

ことしは道具当番になりましたので、稽古場席に張り出す茶会記を今日中に書かなければなりません。

なにごとも早めにすればいいものをギリギリにならないとエンジンがかからないというのも、困ったものです。

達筆のしもざとさんが、「私は小さい字しかよう書きません。大きい字は無理ですから書いてください。」などと、やんわりと上手に頼まれました。

大先輩に逆らうこともできず、しぶしぶ引き受けてしまったのです。

奉書を2.3枚継いで、太目の毛筆でしたためることになりますが、どうなりますことやら。

道具は持ち寄りですし、以前出た同じ道具も入っていると思います。
ただ、取り合わせは変わっているはずです。


過去の宗旦忌を、ここに挙げてみましょうか。

2000年 宗旦銀杏のもとに

2001年・2002年 宗旦忌

2003年宗旦忌 そうたん狐がきたような


2004年と2005年はスルーしています(#^.^#)

撮影することが不謹慎だといわんばかりの空気が生まれたからでしょうか。

そしてネットで情報を見ることはしながら、撮影者の苦心を思いやることの無い空気に対して、こちらもなんらかの反応が起きていたのかもしれません。

さあ、2006年度はいかがなりますか???

私は多分、水屋で裏方をし、時には半東に出ていることでしょう。







by tsubakiwabisuke | 2006-11-18 10:56 | 茶の道