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2008年 02月 10日

歌川国芳の浮世絵に猫が主人公になる

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作者:一勇斎国芳  出版年:弘化4年~嘉永5年(1852) 
大ネズミを退治した猫が武芸者に芸の奥義を説いている図



ねこは鼠を捕ることから日本では重宝され、招き猫にみられるように人々の暮らしに必要な生き物とされてきました。浮世絵に猫がさまざまに描かれているのをみても、日本人の「その心とまなざし」が感じられます。あれ?どこからか借りてきたキャッチフレーズ。。。

さて、歌川国芳の浮世絵 「猫飼好[みようかいこう]五十三疋[びき]」は傑作といっていいでしょう。猫に対する愛情はかぎりなく深いものがあります。

東海道五十三次をもじってつけたタイトルも、江戸時代の諧謔精神でおもしろいものすね。

それでは、浮世に出てくるねこの姿をお楽しみくださいませ。

★1.猫飼好五十三疋 [みようかいこう]五十三疋[びき]」 上

http://www.cat-city.com/museum/ukiyoe/exbit/kuniyoshi01.html

☆画像はそれぞれクリックしてご覧くださいませ。拡大していっそう楽しくなります。

宿場のほかにも、「猫の妙術」は面白いです。にんげんに猫が教えるの図なんです。武芸の達人とは言いがたい殺気だった人間に対して、鼠捕りの名人(?)である猫のこのゆとりある表情!

なんといいますか、悟ったような平らかな武芸の極意を無言に語っているように見えるではありませんか。

猫がふところに大事に抱えているものが何だかお分かりになりますかしら? 

http://www.cat-city.com/museum/ukiyoe/giga11.html

★2. 猫飼好五十三疋 中
http://www.cat-city.com/museum/ukiyoe/exbit/kuniyoshi02.html 

★3. 猫飼好五十三疋 下
http://www.cat-city.com/museum/ukiyoe/exbit/kuniyoshi03.html

終点の京都がまた、いいと思います。
猫と鼠と、それを皮肉る者と、作者の面目躍如です!






by tsubakiwabisuke | 2008-02-10 12:18 | ねこ


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