blog 漱石サロン ランデエヴウ

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2007年 12月 18日

マックレイン陽子さんが書かれたゲスト帳


漱石忌って申しますと、大正五年(1916)年十二月九日、夏目漱石が四十九歳の生涯を終えた日のことをいうようです。毎年十二月九日なのですね。
ことしの漱石忌は丁度日曜日に当たりましたので、北鎌倉の円覚寺・帰源院には全国から多くの漱石愛好者が集まりました。主催される方々のご苦労に頭がさがります。


松岡陽子マックレインさんはオレゴン州からこの日のために来日。鎌倉漱石の会が行う例会の午後の講演を担当されました。私は先生と二泊三日同じ宿舎で過ごしましたので今年の師走が特に印象深い月になったと思います。愛猫を見送ったあとの寂しい時間を遠くに置いてきたような癒される日々だったのです。


2001年秋におめもじしてから私のゲスト帳には、松岡陽子マックレインさんのことばが流麗な筆跡でしるされています。最近のページをご披露いたしましょうか。

「この度は伊津子様のご紹介で十二月九日の第九一回「鎌倉漱石の會」で 「漱石と鏡子夫人」というお話をさせて頂きました。

この会では丁度四十年前に父松岡譲もお話させて頂いたそうで大変光栄に思いました。

三百人近い聴衆が全国からおいで下さり、美しい青空と紅葉に囲まれ、なごやかな集会になったと思いました。

集会後は、朝日新聞社の三人の編集の方々と伊津子様と五人で東慶寺を訪ねました。

松岡陽子マックレイン                       」


写真も撮っておりますので後から挿入することにいたしましょう。何よりご講演の内容がスパっと切れ味がよく、表裏の無い真摯なものであったことを喜びたいと思います。これは録音しておりますのでいずれ。。。今日はとりあえず陽子さんのメッセージのみお伝えいたします。






by tsubakiwabisuke | 2007-12-18 00:14 | 夏目漱石


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