2007年 05月 01日

漱石の遺徳 心のまじわりを頂いて

松岡陽子マックレインさんが、ことしもオレゴンより里帰りなさいました。
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ごいっしょに私も、会員制の宿舎に宿泊して、行動のお伴をさせて頂きました。ますますお元気になられる不思議なお方でございます。さて、上の写真がどこかお分かりではございませんか?
はい。赤門をくぐったところ、向こうに見えるのは時計台。安田講堂、、、、。


また違う場所へまいりました。新宿の漱石公園です。数人のエライお役人さんに導かれ、漱石山房リニューアルの現地を、マックレインさんにご覧いただく一日でした。漱石山房のあった屋敷で、陽子さんは大正13年に生まれた赤ん坊なのですから。


クリーム色のスーツを召した若いきれいな女性が、新宿区の中山弘子区長さんでいらっしゃいます。
写真はココログにアップしております。


それから下の写真は根津神社のツツジを見物がてら散歩しているところです。漱石研究家の内田道雄氏と、陽子さんと、少年少女のごとく、、、。

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私はここで、北鎌倉へ参りました。鎌倉・漱石の会へ出席のために。円覚寺内帰源院でのスナップです。

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講師は、午前の部 立原 幹氏。 午後の部 芳賀 徹氏。上の写真は講演前の芳賀先生です。

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上の写真は講演中。演題 「夏目漱石の美しい小島ー永日小品ー数編の読解の試み」

25編からなる短編集「永日小品」を、「漱石の美しい小島」とも、「漱石の実験工房」とも呼ぶのは、漱石が二十世紀小説の可能性を多方面に試みて、各篇に極上の面白さをつくりあげているからだと、賀芳氏は説かれます。みずから朗読される音律の妙、、、。一同聞きほれてしまいました。

その内容が日本の「きれいさび」を連想するものであり、私にはことに心に沁みる講演でございました。

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中公新書1656 『詩歌の森へ』日本詩へのいざない

著者のご本に署名してくださったのは、2003年春。内扉に、俳句をお書きくださっています。その日は鎌倉漱石の会があり、講師をおつとめになっておりました。

2003年4月29日

万緑の中に漱石居士笑まふ    芳賀 徹


今回あらたに、右のページにご署名をいただきました。

2007年4月29日

緋牡丹の崩れんとして再会す   芳賀 徹




詩歌をわがものにした日本の男性の、すばらしさを思わずにはいられませんでした。







by tsubakiwabisuke | 2007-05-01 00:31 | 夏目漱石


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