2006年 07月 13日

簡単に諦めてはいけない ねこの病気

わが家のねこは、その後獣医科へ通っていない。

行かなくてもいい状態になって、脱水症状もなく、食欲もあるとはいえないまでもあれやこれや違ったものを、少量づつ口にしている。

先生がいわれたように、点滴によってからだの中の機能がうまく回りだしたようなのだ。

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獲物を狙っている 若き日の ドラ


家のなかで寝そべっているかと思えば、にゃ~開けろ!といわんばかりに、二階のもの干し場への通行口を主人に開けさせて、そこでしばし憩っているらしい。

また屋根伝いに隣の家の屋根に行って、わがもの顔に鎮座しているのを見たと、主人は話している。私がいるのは一階で、主人の書斎は二階なので、ねこは相手を選び、なにかと用事を言い付けるようだ。

私は大分前に、余命いくばくもないかのような感じで書いたドラが、今では私の手を甘噛みしたり、うしろ足で蹴ったりして遊んでいるのを、不思議なように思う。
早まったことを考えたものだ。最後まであきらめてはいけない、とねこに教えられた気持ちでいる。

獣医さんがオススメの、かぼちゃやうどんは食べてくれないが、とっかえひきかえ与えるカンズメもなかなかお気に召さない。

「懐石」というカンズメもダメ。「白身魚のテリーヌ」もダメ。「牛肉の角煮」(いずれもネコカンです)は、ちょっとだけ口をつけるが、ナマ魚を煮てほぐしたもの、ご飯にその汁をかけたものは時々ピチャピチャ食べている。

とにかく、非常時だからとこちらもご機嫌をとるのが習いになった。通院のタクシー代のことを思えば安いものである。水は水道水を毎日換えて洗面器にいっぱいいれて差し上げる。ネットで購入した高価なペットボトルの水もガラス鉢に入れている。

いまや、ドラはお大尽である。

梅雨が終り、若き日のドラの雄姿を見てみようと旧作を出してみた。

2000年7月8日 ドラ梅雨の晴れ間に 


いまは往時の元気はないが、それでも悠々として家族を和ませてくれるねこである。







by tsubakiwabisuke | 2006-07-13 18:49 | ねこ


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