blog 漱石サロン ランデエヴウ

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2006年 06月 02日

ドイツ・ハンブルグの茶人ミネコさん

ドイツはハンブルグに長年お住まいのミネコさんから懐かしいメールが到着しました。

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2002~3年ころからお付き合いのある方です。
彼女のサイトは複数ありますがその中の一つ、「ようこそ!たぬきの世界へ」
ご自分のことを「たぬき」とおっしゃるユーモラスな女性なんです。


2004年4月の中宮寺山吹茶会で、裏千家お家元の献茶式がございました。
その添え釜を私が懸けさせていただきましたが、ミネコさんも茶会に出演されるという手筈になっていたのです。急に家庭のご事情があってやむなく来日を中止された経緯がありました。

ここで、ご紹介いたしますと、ドイツ人のご主人は大の日本びいき。
ミネコさんもドイツのいい職場でお勤めの身で、趣味の茶道、書道、日本舞踊、日本料理・和菓子つくりと、日本紹介の文化活動にも大活躍です。

先日、ローマで行われた千玄室前家元の献茶式に参加されたミネコさんのメールをご紹介いたしましょう。

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今朝のハンブルグ気温は9.5度で、雨、肌寒いです。先週のローマの青空とは程遠い天気す。ああ~ローマは良かった!出来るものなら、また直ぐにでも行きたいです。

さて、去る5月20日から26日までのローマの裏千家ヨーロッパの集いの話をしましょう。

今回の茶会のテーマは「行雲流水」。ヨーロッパの濃茶席が一つと薄茶席が5つ設けられました。

先ずは薄茶席、日本文化会館の講堂で行われました。舞台の上には畳が敷かれて、茶箱点前を披露、正面、後ろの壁には青空に雲がゆったり流れている様子がずっと、映像されました。

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講堂の中央には紅白の大きなフラワーアレンジメントが飾られて、その周りにお点前用の4つの机が置かれました。それぞれの机の三方にはお客様用の8個の椅子、机の上にはヨーロッパ製の見立てのお道具が載せられ、盆略点前を致しました。

私の担当の机の上にはドイツ製の茶瓶、英国製のティーウオーマーと薄器、フランス製のお茶碗、アフリカ製の茶杓、オランダ製の建水でした。

お茶碗は何とピカソの本物で、フランスからのブルノさんがこの茶会に参加する直前にオークションで競り落したそうで、この茶碗に巡り会ったお客様もとても喜んで下さいました。
写真を添付しましたが可愛い顔の手付の茶碗です。ピカソは一時焼き物に凝っていたそうで10年間で3500個も作ったそうです。この顔はMadusaだそうです。髪が蛇になってしまう前の美しいMadusaの顔ですね、、。


83歳の鵬雲斎大宗匠は健康そのもので常に笑顔で、エネルギッシュな感じを受けました。

日本文化会館のヨーロッパ席でお点前したのですが、その一階に書道道具の机が置いてあり、大きな赤間硯が載ってました。書道の好きな私にはこれも感動の出会いでした。


今回のローマ大茶会は実りある素晴らしい体験になりました。参加して本当に良かったです。

石の文化のローマ、バチカンも外から眺めただけで、今回は観光も出来ませんでしたので
次回はゆっくり行きたいです。皆様、ご一緒に如何ですか?


今週は6月2日の午後3時から日本人会館で私達の書道の『5人展』のオープニングがあります
ので、その準備で、結構忙しくしております。

ではまた~

みねこ




by tsubakiwabisuke | 2006-06-02 13:31 | 茶の道


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